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物流費高騰、8月から平均3%

住友ゴム工業、国内市販用タイヤを値上げ

タイヤ 2019-06-21

 住友ゴム工業は6月21日、国内市販用タイヤの値上げを発表した。人手不足などを背景に物流費が高騰しており、今後もこの傾向が継続すると予測し、実施に踏み切る。物流費を背景とした値上げは、同社にとって今回が初めてとなる。

 値上げ対象は、乗用車・バン用タイヤ(夏/冬)、小型トラック用タイヤ(同)、トラック・バス用タイヤ(同)、建設車両用タイヤ(同)、産業車両用タイヤ(同)、二輪車用タイヤ(同)で、値上げ幅はいずれも平均3%。8月1日出荷分から実施する。

 同社は「物流効率化などコスト削減の企業努力を行ってきたが、企業努力だけでこれを吸収することは困難と考え、値上げすることを決定した」としている。

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