三井化学と村井は、東京都中小企業振興公社の助成を受け、植物由来のバイオポリオール「エコニコール」を使用したインソールを共同で開発した。

 た、今回開発したインソールが、スピングルカンパニーの人間工学に基づいた機能性ウォーキングインソール「SPI-03」として採用された。「SPI-03」は、SPINGLEショップ12店舗およびSPINGLE公式オンラインストアで発売されている

 三井化学と村井が共同開発したインソール向け新素材は、三井化学の材料技術と村井の製造技術を掛け合わせ、インソールに求められる快適な履き心地と耐久性の両立を実現。さらに、バイオマス原料の採用により環境負荷の削減を実現した。

 同製品では、インソールのクッション部分にエコニコール®を原材料とするバイオマスフォーム(計算バイオマス度35wt%)を採用。従来の石油系ポリオールと比較して、焼却を含めたLCA全体でGHG排出量を削減でき、約20%(一足当り約50グラム)の削減を見込んでいる。

 「エコニコール」は、ヒマの実から得られる油(ひまし油)を原材料としたポリウレタン用ポリオール。従来の石油系ポリオールの代替品として幅広く使用でき、汎用品から高いスペックが要求されるハイエンド製品まで、採用実績が多数ある。ヒマは非可食作物のため、一般に食糧生産と直接競合することが少なく栽培が可能とっている。