藤倉コンポジットは、5月27~29日にパシフィコ横浜で開催された「人とくるまのテクノロジー展2026」に出展し、熱膨張耐火材「フレガード」と摺動用EPDMを紹介した。

フレガード


 フレガードは、加熱によって5~90倍に膨張し、空間を閉塞することで炎やガスの流路を遮断する開発品。流路閉塞試験の結果として、約480℃に加熱したパイプ内にフレガードを投入したところ、約12秒でエア流路が閉塞し、流量がゼロになることを確認したという。同社ではシート形状や成形品など、用途に応じた形状での提供が可能としている。リチウムイオンバッテリーの熱暴走など緊急時のリスク低減を想定しており、EV分野での活用を提案した。

 また、摺動用EPDMも展示した。同材料は自己潤滑性や耐LLC性、低粘着性を備え、冷却水用シール材などへの適用を想定。表面処理の代替やグリースレス化を可能にするほか、低温時の固着防止や製品の長寿命化に貢献するとしている。

 現在はEPDMをベースに開発を進めているが、今後は他のゴム種への展開も視野に入れ、顧客ごとの要求特性に応じた提案を行っていく考えだ。