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2024年3月期第3四半期業績

朝日ラバー、工業用ゴム事業は減収減益

決算 2024-02-13

 朝日ラバーの2024年3月期第3四半期(2023年4~12月)業績は、売上高が52億5,000万円で前年同期比4.0%減、営業利益が1億1,400万円で同46.0%減、経常利益が1億3,400万円で同38.4%減、純利益が1億2,700万円で同25.5%減だった。

 セグメント別にみると、工業用ゴム事業は売上高が41億4,200万円で同6.0%減、営業利益が2億2,600万円で同36.7%減。自動車向けで受注は回復傾向にあるものの在庫調整などの影響により内装照明用光源のASA COLOR LEDなどが減収。一方で、卓球ラケット用ラバーは前期から受注増加傾向が続き増収となった。

 医療・衛生用ゴム事業は売上高が11億800万円で同4.3%増、営業利益が8,300万円で同20.1%減。診断・治療向けの採血用・薬液混注用ゴム栓や医療用逆止弁などが堅調で増収となったが、製品の販売構成や試作コストの増加などにより減益となった。

 2024年3月期通期業績は、売上高71億900万円で前期比1.3%減、営業利益1億5,500万円で同16.3%減、経常利益1億7,000万円で同12.7%減、純利益1億5,000万円で同26.1%減を見込んでいる。

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