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2024年3月期第3四半期業績

住友理工、自動車用品は大幅な増収増益

決算 2024-01-31

 住友理工の2024年3月期第3四半期(2023年4~12月)業績(IRFS)は、売上高が4,571億2,100万円で前年同期比15.7%増、事業利益が254億1,000万円で同340.1%増、純利益が133億8,900万円(前年同期は25億2,900万円の損失)だった。

 事業セグメント別にみると、自動車用品は売上高が4,153億円で同19.1%増、事業利益が235億円で同7.6倍、一般産業用品は売上高が419億円で同9.8%減、事業利益が19億円で同28.1%減となった。

 また、地域別セグメントでみると、日本は売上高が1,778億円で同18.1%増、事業利益が85億円で同9.8倍、米州は売上高が1,308億円で同24.3%増、事業利益が31億円(同42億円の損失)、アジアは売上高が1,526億円で同6.6%増、事業利益が154億円で同31.0%増、欧州その他は売上高が506億円で同15.1%増、事業損失が17億円(同24億円の損失)となった。

業績予想を上方修正

 同社は2024年3月期通期業績予想を上方修正した。主要顧客の需要が堅調に推移していることで売上高は前回予想を上回る見込み。また、損益面は顧客の増産に伴う増収、原価低減活動および経費支出の抑制による収益の上振れ、事業構造改革費用の積み増しなどにより前回予想を上回る見込み。

 ■2024年3月期通期業績予想
 ◇売上高=6,100億円(前回予想6,000億円、増減率1.7%増)◇事業利益=340億円(同280億円、同21.4%増)◇純利益=138億円(同119億円、同16.0%増)

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