国内タイヤメーカー4社の2023年12月期第3四半期(1~9月)業績は、4社すべてが増収増益での着地となった。中でも横浜ゴム、TOYO TIREは売上高、各利益のいずれの段階でも過去最高を記録。通期業績予想も上方修正している。

 好調に推移した業績だが、販売数量は苦戦傾向だ。半導体不足の緩和による自動車生産の回復傾向で、新車用タイヤの販売数量こそ伸びたものの、市販用タイヤは欧米のトラック・バス(TB)用タイヤを中心に厳しかった。

 それは数字にも表れている。営業利益(ブリヂストンは調整後営業利益、住友ゴム工業、横浜ゴムは事業利益)段階で販売数量の増減をみると、ブリヂストンは580億円、住友ゴム工業は60億円(構成含む)、横浜ゴムは39億円、TOYO TIREは21億円(販売要因全体)の減益要因だった。つまり、販売数量が伸びない中で好業績を叩き出したことになる。

 増益を支えた要因の1つが

この記事は会員限定です

「ゴム報知新聞電子版」のご購読(有料)による会員登録で、
記事の続きをお読みいただけます。