住友化学が発表した、シンガポールでの溶液重合スチレンブタジエンゴム(SSBR)生産からの撤退は、世界の需給だけでみると大きな影響がなさそうだ。ただ、千葉工場(年産8,000トン)での生産こそ継続するものの、SSBRという製品を考えた時、撤退という判断には少なからず衝撃があったことは事実だ。

 同社のシンガポールのSSBRプラントは年産能力が4万トン。2024年半ばの撤退を予定しており、2014年の商業生産開始からおよそ10年で生産を止めることになる。

 タイヤに使用される合成ゴムの中でSSBRは、

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