合成ゴムの価格が、史上最高値の水準にある。きっかけは、新型コロナによる落ち込みからの急回復とロシアによるウクライナ侵攻。原油、天然ガス、石炭などが高騰し、それら輸入コストを円安がさらに押し上げた。その結果、合成ゴムを生産する上で欠かせない、原料やユーティリティコストが大きく跳ね上がり、合成ゴムメーカーは昨年来、数度にわたる値上げを実施。足元の水準に達した。

 原油の高騰による原料価格の上昇、天然ガス、石炭の高騰によるユーティリティコストの上昇と、合成ゴム価格を押し上げた要因ははっきりしている。それだけに、それらコストが下落した場合、合成ゴム価格が再び以前の水準に戻るのかと言えば、事はそう単純でもなさそうだ。

 合成ゴム価格は、

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