不二ラテックスの2027年3月期第2四半期(2026年4~9月)業績は、売上高が36億3,600万円で前年同期比6.2%増、営業利益が2億1,200万円で同14.4%減、経常利益が1億7,300万円で同19.2%減、純利益が2億1,500万円で同473.9%増だった。

 純利益については、遊休不動産の売却や旧栃木工場の一部固定資産処分に伴う税負担額の減少により大幅に増加した。

 セグメント別にみると、医療機器事業は、売上高が11億6,400万円で同7.3%増、営業利益が2,000万円で同56.1%減。コンドームの製造事業停止に伴う売り上げへの影響が解消し、ヘルスケア商品群における検査薬やメディカル製品と併せた医療機器事業の売り上げは増収。利益面では、歩留まりの影響などで原価率が上昇したことで減益となった。

 精密機器事業は、売上高が23億5,500万円で同6.5%増、営業利益が5億8,300万円で同7.9%増。市場の回復に伴い受注残が堅調に推移し、売り上げも好調に推移。利益面では、売り上げ増加に伴う増益要因に加え、生産性の改善や利ざやの厚い製品の売り上げ構成比率の上昇などによる原価低減効果により増益となった。

 SP事業は、売上高が3,300万円で同0.8%減、営業損失が2,100万円(前年同期は3,500万円の損失)。フィルムバルーンを中心とした売り上げが低調に推移し減収となった。

 食品容器事業は、売上高が8,200万円で同12.4%減、営業損失が1億700万円(同5,000万円の損失)。新たなビジネスの収益化が遅れていることもあり減収。利益面では、新生産設備稼働と工場移転時期の延期に伴う生産効率の低下もあり損失幅が拡大した。

 2027年3月期通期業績は、売上高75億円で前期比10.3%増、営業利益4億8,000万円で同15.4%増、経常利益3億8,300万円で同13.4%増、純利益2億8,700万円で同351.0%増を見込んでいる。