クリヤマホールディングスの2026年12月期第2四半期(1~6月)業績は、売上高が513億1,000万円で前年同期比18.5%増、営業利益が36億400万円で同38.9%増、経常利益が40億4,300万円で同37.7%増、純利益が27億4,000万円で同4.4%増だった。

 セグメント別にみると、アジア事業は、売上高が212億5,400万円で同25.3%増、営業利益が18億3,900万円で同30.2%増。

 同セグメントのうち、産業資材事業は、売上高が156億7,700万円で同30.3%増、営業利益が14億9,800万円で同41.8%増。主要顧客の農機・建機メーカーおよびトラックメーカーにおける生産台数の増加を背景に、尿素SCR用モジュール・タンクなどの部材および樹脂・ゴム製品などの販売が増加。一方、船舶・発電所向け商材の販売は、前年同期の大型案件が当第2四半期は限定的だったことから減少した。中国では景気刺激策の政策効果に一巡感がみられたものの、関連商材の販売は増加。加えて、2025年4月にグループ化したミトヨの業績を連結に取り込んだことから大幅な増収増益となった。

 同じく、同セグメントの中のスポーツ・建設資材事業は、売上高が53億200万円で同12.4%増、営業利益が3億6,000万円で同3.3%減。スポーツ資材は、文教施設や公共の体育館における改修需要を取り込み、体育館用床材や人工芝の販売が増加。建設資材は、鉄道施設における安全対策強化に伴う改良・改修工事の増加を背景にホーム先端タイルやノンスリップタイル・点字タイルの販売が増加した。一方、商業施設向け床材は、前年同期に大型改良・改修工事案件の計上があった反動で販売が減少した。

 北米事業は、売上高が261億7,300万円で同12.3%増、営業利益が22億9,400万円で同38.0%増。各種ホース・継手の販売が幅広い分野で堅調に推移。また、円安も寄与した。損益面では、一部製品における販売価格の見直しが採算改善に寄与したことに加え、過年度に負担した米国関税の還付を受けたことにより増益となった。

 北米事業のカテゴリ別概況は次の通り。

 ◇産業用樹脂ホース「Tigerflex」=農業、製造業などの幅広い関連分野において販売が堅調に推移。特に農業分野では、春先の耕作シーズンに伴う需要を取り込み、関連製品の販売が伸長した。

 ◇高機能/汎用樹脂ホース・飲料用ホース「Kuri Tec・Accuflex」=飲料用ホースは、前年同期に大手飲料メーカー向け大型案件の計上があった反動で販売が減少。一方、住宅設備用ホースは、販売が堅調に推移した。

 ◇ペイントスプレーホース・下水配管洗浄用ホース「Piranha」=外壁塗装用ペイントスプレーホースの販売は底堅く推移。また、下水配管洗浄用ホースは、公共工事関連需要を取り込んだことで増加した。

 ◇ゴムホース・その他=米国での製造を開始した消防用ホースを含め、建設土木関連向けの中低圧ゴムホースの販売は堅調に推移。また、鉱業関連市場などにおける需要を取り込んだことから、高圧ゴムホースの販売は増加した。

 欧州・南米・オセアニア事業は、売上高が38億8,200万円で同29.2%増、営業利益が3億7,500万円で同76.3%増。主力製品の「消防用ホース・ノズル」は、スペイン・ポルトガルをはじめとする欧州域内での需要を取り込み、販売が増加。また、農業および鉱業関連向けのレイフラットホースも欧州を中心に販売が堅調に推移した。損益面では、アルゼンチンの子会社に対する超インフレ会計の適用による影響を受けたものの、大幅な増益となった。

 2026年12月期通期業績は、売上高960億円で前期比8.2%増、営業利益48億円で同17.0%増、経常利益54億円で同11.9%増、純利益38億円で同3.7%減を見込んでいる。