経済産業省は2月17日、2024年1~12月のゴム製品・販売実績を発表した。それによると、2024年の販売金額は2兆5,478億6,800万円で前年比0.2%増となった。

 2024年の販売金額は、2021年(2兆1,879億5,500万円、前年比13.2%増)、2022年(2兆3,035億5,800万円、同5.3%増)、2023年(2兆5,429億8,000万円、同10.4%増)に続き、4年連続で前年実績を上回ったが、伸び率は微増にとどまった。

 品目別にみると、自動車タイヤは1兆4,287億6,600万円で同1.0%増となり、4年連続で増加。ゴムベルトは720億5,400万円で同3.3%増となり、2023年のマイナスからプラスに転じた。ゴムホースは1,358億1,100万円で同4.5%減となり、2021~2023年のプラスからマイナスとなった。工業用品は7,604億1,300万円で同0.3%減となり、3年ぶりに減少した。

 自動車タイヤは、トラック・バス用、乗用車用、小型トラック用、二輪自動車用、特殊車両用のすべての種類が前年を上回った。

 ゴムベルトは、コンベヤベルトが前年比で1.3%減となったものの、歯付ベルト、その他のゴムベルトは前年を上回った。

 ゴムホースは、高圧用、自動車用、その他のゴムホースのすべての種類が前年を下回った。

 工業用品は、防振ゴム、防舷材、ゴムロール、スポンジ製品は前年を上回ったが、パッキン類、ゴム板、その他は前年を下回った。

 2024年1~12月の販売金額の推移を単月でみると、2023年1~12月はすべての月が前年同月を上回ったのに対して、2024年は1月、4月、5月、7月、9月、10月、12月は前年同月を上回ったものの、2月、3月、6月、8月、11月は前年同月を下回った。

 また、伸び率についても2023年は前年同月比で2ケタ増になった月があったのに対して、2024年は伸び率が2ケタ増になった月はなかった。