デンカが11月8日に発表した2022年3月期第2四半期(2021年4~9月)業績は、売上高が1,911億4,300万円で前年同期比19.2%増、営業利益が252億2,400万円で同109.1%増、経常利益が236億5,100万円で同92.4%増、純利益が180億4,500万円で同80.3%増だった。利益はいずれも上期として過去最高。

 エラストマー・インフラソリューション部門は売上高が513億9,400万円で同22.8%増、営業利益が3,800万円(前年同期は1億3,100万円の損失)。クロロプレンゴム(CR)は、前年に新型コロナウイルスの感染拡大による世界経済低迷の影響を大きく受けたが、関連産業の生産活動再開によって、産業用途や接着剤用途、自動車用途などの需要が回復に転じ、販売数量は前年を上回った。

 通期予想を上方修正
 同社は同日、2022年3月期通期業績予想を上方修正した。半導体関連製品や新型コロナウイルス抗原迅速診断キットの寄与が、米国でのハリケーンの影響やインフルエンザワクチンの出荷本数減少といった一過性の減益要因などを上回る見込み。

 ■2022年3月期通期業績予想
 ◇売上高=3,950億円(前回予想3,650億円、増減率8.2%増)◇営業利益=440億円(同420億円、同4.8%増)◇経常利益=400億円(同390億円、同2.6%増)◇純利益=290億円(変わらず)