PAGE TOP

懇親会には会員企業や来賓など149人が出席

日本免震構造協会、通常総会・懇親会を開催

その他 2025-06-17

 日本免震構造協会(中澤昭伸会長=織本構造設計)は6月10日、明治記念館(東京都港区)で2025年度通常総会および懇親会を開催した。懇親会には、会員企業や来賓など149人が出席した。

あいさつする中澤会長


 懇親会では冒頭、通常総会が滞りなく終了したことが報告された後、中澤会長が次のようにあいさつした。

 「当協会では、令和6年に発生した能登半島地震後に免震建物の調査を行った。調査の際には耐震建物も見てきたが、建物そのものは無事でも、建物内部では被害を受けているケースが少なくない。

 免震構造は建物だけでなく、設備など内部機能を守ることができる。当協会としては、このことを一般の人々にもっと知ってもらいたい。建物は頑丈にすれば良いと思われがちだが、丈夫にすればするほど、地震時の激しい動きに比例して内部被害は大きくなる。こうしたことを広く知ってもらうための啓発活動を行っていく。

 その一環として当協会では、YouTubeに免震の特徴を伝える動画を上げている。非常に分かりやすいものになっているので、ここにいる皆さんにもご覧頂き、一般の人々に周知してもらいたい」と述べた。

 その後、来賓を代表し豊嶋太朗国土交通省住宅局建築指導課長、佐藤尚巳日本建築家協会会長があいさつ。

 続いて、小林秀雄日本建築構造技術者協会会長が乾杯の発声を行い、歓談に入った。

関連記事

人気連載

  • マーケット
  • ゴム業界の常識
  • 何を創る日本の半導体企業
  • つたえること・つたわるもの
  • ベルギー
  • 気になったので聞いてみた
  • とある市場の天然ゴム先物
  • 海から考えるカーボンニュートラル