6月26日、大阪市で
JBEが定時総会開催
その他 2018-07-04
日本ベルトエンドレス工業会(JBE、羽渕繁会長)は6月26日、大阪市のスイスホテル南海大阪で第45回定時総会を開催した。総会は全国7地区の代表14人が参加して開催され、冒頭、羽渕会長が「将来、AI(人工知能)が発達することで、なくなってしまう職業、なくならない職業というのが雑誌などで取り上げられ話題になっている。AIの世の中になっても、自動化の困難なベルトエンドレスは、おそらくなくならないだろう。われわれの仕事の重要性は極めて高い。なお一層、技術向上と安全確保に努めていきたい」とあいさつした。
総会では、平成29年度の事業報告・収支決算、30年度の事業計画(案)・収支予算(案)、役員の一部変更が審議され満場一致で承認された。新理事として、稲富章浩氏(東北・会長=朝日エンドレス)、小林秀夫氏(近畿・副会長=バンドー・I・C・S)が選任された。
次いで、東北(稲富会長)、東部(菅原孝夫会長=江北ゴム製作所)、中部(澤田伸彦会長=岐阜ベルト)、近畿(羽渕繁会長=長栄ベルトサービス)、四国(北岡秀貴会長=ジョイントショップキタオカ)、中国(土井垣智樹会長=三次ベルト販売サービス)、九州(弓削田敬会長=キュウエイ)の各地区代表が活動状況や市況について報告した。
それによると、東北では震災復興需要は落ち着いたが、福島で原発関連の仕事が出始めた。中部では愛三岐でリニア関連が、静岡で食品関連が、北陸で新幹線関連需要が出ている。近畿は道路関連需要がひと段落し、今後は万博需要に期待。四国はダムや資源関連で活況。九州は熊本地震や甘木地区大雨災害の復興需要が活発になっているとの報告があった。工業会活動については、各地区とも安全教育講習に力を入れた。
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