日本ゼオンは9月16日、工場や研究所などで着用するユニフォームを刷新し、同月着用を開始したと発表した。2025年に迎えた創立75周年記念事業の一環として実施した。

コンセプトの“誇りと飛躍”を4色で表現

 同社は2024年7月、従来のユニフォームが導入から10年以上経過したことに加え、創立75周年の節目を迎えることから、本社・研究所・工場のメンバーで構成するプロジェクト「team NANAGO!」を発足し、新ユニフォームの制作に着手した。

 プロジェクトでは、新ユニフォームのコンセプトを「誇りと飛躍」に決定。75年にわたり築き上げてきた自社の歴史を大切に受け継ぎ、その歩みを誇りとして身にまといながら「100周年、そしてその先の未来に向けて、社員一人ひとりが力を合わせて新たな価値を創造していく」という想いを形にすることを目指して定めたという。

 この想いの下、プロジェクトでは、現行ユニフォームの使用実態に関するヒアリングや、新ユニフォームに求める機能・デザインについてアンケート調査、フィールドテストを行い、現場の声を最大限に反映するため検討と協議を重ね、仕様を決定した。

 製造は、安全衛生保護具や作業服の老舗メーカー、ミドリ安全が担当した。

 新ユニフォームは、まず左胸の企業ロゴを右肩上がりに配置し「創業100年までの(今後の)25年と重ねて、ロゴを25度ナナメにジャンプさせて『常識を見直した先に革新と飛躍がある』」との想いを表現した。さらに、ネイビーとグレーのベースカラーに、“ゼオンブルー”とホワイトをポイントに使ったアシンメトリー(左右非対称)デザインとして、躍動感を打ち出した。

 あわせて、コンセプトの“誇りと飛躍”を4色で表現。ホワイトでは「無限の可能性と飛躍への意思を象徴」し、グレーでは「未来へ向かう挑戦の過程」、ブルーでは「ゼオンロゴと同じカラー(ゼオンブルー)を使用し、75年間社員や社会とともに歩み続けた『誇り』」、ネイビーでは「誇りという確かな土台」をそれぞれ表現した。

 さらに作業時の機能性・安全性に加え、収納性、快適性にも配慮してデザインした。夏服は、通気性に優れた生地を採用し、暑熱対策も施した。

現場の声を最大限反映してデザイン・機能を決定

 同社は、今後も社員一人ひとりが持てる能力を発揮し「ワクワクしながら働ける場」を作り、社員の意欲に応え、心から「ワクワクできる会社の実現」を目指すとしている。