停滞していたゴムシートの出荷量が上振れている。日本ゴム工業会による2026年1~7月の累計出荷量は9,400トンで前年同期比9.9%増とほぼ2桁伸長した。1~7月ベースで出荷量が前年同期実績を上回るのは2021年以来5年振りとなる。中東情勢の悪化に伴う供給不安を受けて先取り需要が発生したことに加え、原材料価格高騰によりゴムシートメーカーが4~5月に価格転嫁を実施し、改定前の駆け込み需要が重なったことが押し上げ要因となった。旺盛な需要は足元も継続するが、その多くは在庫積み増し等の仮需となる。そのため、どこかのタイミングで受注減に転じるとしてゴムシートメーカーは動向を注視している。

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