東ソーは5月14日、ポリエチレン樹脂全製品の価格を5月21日納入分からキログラム当たり45円以上値上げすると発表した。

 対象となるのは、低密度ポリエチレン(商品名:ペトロセン)、直鎖状低密度ポリエチレン(商品名:ニポロン-L、ニポロン-Z)、超低密度ポリエチレン(商品名:LUMITAC)、高密度ポリエチレン(商品名:ニポロンハード、ニポテック)、エチレン酢酸ビニル共重合体(商品名:ウルトラセン)、ポリオレフィン系接着性樹脂(商品名:メルセン)、高溶融張力ポリエチレン(商品名:TOSOH-HMS)。

 今回の値上げについて同社では、「中東情勢の悪化に伴う原油価格の高騰を背景に、ポリエチレン樹脂の製造にかかる副資材の調達価格や設備修繕費、ユーティリティコスト等が大きく上昇している。国産ナフサ価格についても前回3月23日の発表で想定した水準を上回り、キロリットル当たり12万5,000円を超える水準への上昇が見込まれている。かかるコストの上昇は、自助努力のみでの吸収が困難な状況であることから、今後の事業継続および安定供給維持のため、追加の値上げを決定した」としている。

 なお、今後さらに原料・エネルギーコストが大きく変動する場合は、追加の値上げを実施する可能性があるとしている。