信越化学工業は8月24日、シリコーン事業本部が取り扱う全シリコーン製品を国内外で値上げすると発表した。値上げ幅は10~20%で、一部製品は20%以上。10月出荷分から実施する。

 値上げについて同社は「今年3月に金属ケイ素やメタノールなどの原料の価格や物流費の上昇を理由に価格改定を発表したが、その後、シリコーンの主原料である金属ケイ素は世界的に需給がひっ迫し、さらに価格の高騰が続いている。また、原料の調達や製品の出荷ともに、輸送費が大きく上昇している。製造コストの削減による自助努力は継続しているが、これらのコスト上昇分を吸収することは困難であると判断し、価格改定を実施することにした」としている。