カワイチ・テック、葛飾ブランド「葛飾町工場物語」に認定

　カワイチ・テック（本社東京都葛飾区、川口秀一社長）は、卓越した混練り技術が評価され、第19回（令和7年度）葛飾ブランド「葛飾町工場物語」に認定された。認定番号は「702」で、認定名は「高充填混練り技術」。

　認定式は、10月18日にテクノプラザかつしか（東京都葛飾区）で開催され、青木克德葛飾区長から川口社長に認定証が授与された。

　葛飾ブランド「葛飾町工場物語」とは、葛飾区および東京商工会議所葛飾支部の主催で、葛飾区内で製造された優れた製品・部品や巧みな技術によって、①秀逸な技術力②信頼性③物語性を有しているもの――を葛飾ブランドとして認定するもの。

　応募対象製品は、①葛飾区内に主たる事業所を有する製造事業者が国内で製造している製品など②認定時において製造販売・受注が可能な製品など③十分な安全性を有している製品など――で、応募者資格は区内に主たる事業所を有し、区内で製造を行っている事業者または過去に製造拠点を区内に有しており、現在は区外へ製造部門のみを移転した事業者などとなっている。

　応募各社からの申請を受けて、専門調査員が調査を行い、その調査結果を踏まえて、さらに認定審査委員会が審査を実施する。

　ブランド認定後は、①「葛飾町工場物語」ストーリーマンガ集を発行し、メディアへの広報、公式ホームぺージ・Facebookを通じて広く情報発信が可能②「葛飾町工場物語」のロゴマークの使用③各種展示会への無料出展や他の認定企業との交流など、ビジネスチャンス拡大の機会が提供される。

　認定を受けてカワイチ・テックでは、10月17～19日の間、テクノプラザかつしかで開催された「葛飾区産業フェア2025／工業・商業・観光展」において、「葛飾町工場物語」認定企業と掲げたブースを出展し注目を集めた。