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タイ・ノンケー工場で

日本ミシュランタイヤ、ミシュラン・アジアパシフィック・メディアデー2025を開催

タイヤ 2025-10-28

 日本ミシュランタイヤは10月21日、タイのサラブリー県ノンケー工場で「ミシュラン・ビヨンド・パフォーマンス」をテーマに、「ミシュラン・アジアパシフィック・メディアデー2025」を開催した。

 同イベントでは、アジアパシフィックの各国メディア、業界パートナーおよびミシュランの経営陣が一堂に会し、イノベーション、サステナビリティ、人類中心の進歩を通して、ミシュランがいかにパフォーマンスを再定義しているかを紹介するもの。

 講演とワークショップでは、モビリティ、ヘルスケア、航空宇宙、低炭素エネルギーなど、幅広い分野に応用できる複合素材を提供する先駆者となるミシュランの軌跡を紹介した。

 同イベントのハイライトは、ミシュランの戦略的パートナーであるDHL、Mon Transport、業界KOLのSweetVarnVarnによるパネルディスカッション。

 同セッションでは、業界間の連携が物流、製造、モビリティにおけるサステナビリティをどのように加速させているかを探り、新興国市場における持続可能な物流の拡大と、共通のKPIと環境目標を通じてその効果を測定する共同イニシアチブについて考察した。議論では、課題を克服し、測定可能な効果を促進する上で、共通の価値観、イノベーション、そして長期的なビジョンの重要性が示された。

 参加者は、ノンケー工場にあるミシュランの主要生産拠点である航空機用タイヤとトラック・バス用タイヤの2つの生産拠点を見学。ミシュランのイノベーションとサステナビリティへの取り組みが、製造現場でどのように実現されているかを舞台裏から確認した。

 イベントの締めくくりは、ミシュラン1つ星レストランGOAT Bangkokが監修したミシュランガイド・ダイニング・エクスペリエンス。

 ミシュランのアジア・パシフィック・メディアデー2025のために特別に企画された特別なディナーは、ミシュランの技術進化の礎、「複合材料」というコンセプトからインスピレーションを得てデザインされた。

 複合材料の多様な要素を組み合わせることで、より強く、より軽く、より適応性の高い素材を生み出すように、各料理は、タイの地域食材、調理技術そして物語を融合させ、他に類を見ない美食体験を生み出した。

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