4月13日、辻社長が会見
ランクセス、日本の17年度は微増を計画
原材料 2017-04-17
ランクセスは4月13日、辻英男社長が出席し17年度の活動計画および見通しについて発表した。
17年度の日本法人は、厳しい燃費基準を見据えた軽量化デザイン向けの高性能プラスチックや東京五輪に向けた建設業界向けの顔料、物質保護剤、ゴムといった幅広い製品に注力。エコタイヤ向けには、サウジアラムコとの合弁会社である「ARLANXEO」製の合成ゴムについて、「日本のタイヤメーカーとの共同開発を含め進めていきたい」(辻社長)。16年度の日本法人の売上高は約2億ユーロだったが、17年度は「ユーロベースで微増を計画」(同)している。
また日本法人では、社会的責任として引き続き「指揮者小澤征爾氏との協力」、「東北の子どもたちを支援するための化学実験教室」も行う。
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