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ヨーロッパ・インデックスでは第1にラインクイン

ランクセス、「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス」構成銘柄に10年連続選定

原材料 2020-12-04

 ランクセスは、持続可能な発展への取り組みが評価され、「ダウジョーンズ・サステナビリティ・インデックス」(DJSI)の2つのインデックスに構成銘柄として選定された。

 今年は、ヨーロッパ・インデックス(DJSI Europe)の構成銘柄として4年連続で選出され、化学部門において第1位を獲得。ワールド・インデックス(DJSI World)では構成銘柄として10年連続で選出され、今年は第2位を獲得した。

 同社は、気候変動戦略、人権、水関連リスク管理の分野において特に高い評価を獲得した。

 DJSIの構成銘柄は、年1回、財務に重要な影響を及ぼす環境、社会、ガバナンス(ESG)の要素に基づいて選定。各産業部門において、グローバル企業の上位10%のみがワールド・インデックス(DJSI World)に、またヨーロッパに本社を置く企業の上位20%がヨーロッパ・インデックス(DJSI Europe)に選定される。

 さらに、持続可能性に特化した評価機関であるISSおよびMSCIは、ESG分野におけるランクセスの評価を引き上げた。

 ISS-ESGは、今年、ランクセスの格付けをCからB-へと2段階引き上げた。また、ランクセスは「プライム」ステータスを初めて獲得。これは化学部門に収載されている170社の上位8%という位置付けとなる。ISS-ESGは、業界に特化した100を超える指標を評価している。

 ランクセスが特に高い評価を得たのは、環境管理、コーポレート・ガバナンス、企業倫理、環境効率の分野。

 また、MSCI ESGリサーチは、ランクセスの格付けをBBBからAに引き上げた。ランクセスは、気候変動戦略、コーポレート・ガバナンス、化学物質の安全性の分野で評価された。

 MSCIの格付けは、長期的かつ財務的なESGリスクに対する企業のレジリエンス(耐力)を示している。

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