厚さやゴム硬度の調整も可能
三菱ケミカル 、シリコーンゴムフィルムから高耐熱グレート
工業用品 2020-12-03
三菱ケミカルは、シリコーンゴムフィルム「珪樹」から、従来グレードよりも耐熱性を高めた新グレードを開発した。
珪樹は、同社独自の加工技術で生まれたフィルム状のシリコーンゴムで、薄膜かつ膜厚精度が高い点が特徴。また、ポリエステルフィルムをはじめ異種材料との積層や表面加工が可能で、産業機器向け部材や工程部材として高い評価を得ている。
今回開発した高耐熱グレードは、近年の各種電子機器の小型集積化や熱マネジメントの要求に伴い、高温プロセスを検討されているユーザーニーズに対応した新グレード。
耐熱性を高めたシリコーンゴムと耐熱基材の2層構造で、総厚50~500マイクロメートルの極薄ながら300度環境下で繰り返し使用することができる。
シリコーンゴムの特徴である緩衝性、離型性は活かしつつ、耐熱基材を有することにより、ハンドリング性の向上や応力下の横ずれ防止効果が期待でき、ユーザーの要望に応じて厚さやゴム硬度の調整も対応可能となっている。
-
2025年度中に資源循環型カーボ...
三菱ケミカルグループ、コークス炉を活用した使用済みタイヤのケ
原材料 2024-08-23
-
旭化成、三井化学、三菱ケミカル
西日本におけるエチレン製造設備連携の検討を開始
原材料 2024-05-08
-
ダイバーシティ&インクルージ...
三菱ケミカルグループ、「D&I AWARD 202
原材料 2023-12-15
-
植物由来のバイオエンプラ「DUR...
三菱ケミカルグループ、バイオマスプラスチック度を高めた新グレ
原材料 2023-05-17
-
他拠点や各種誘導品についても...
三菱ケミカルグループ、ISCC PLUS認証の取得開始へ
原材料 2023-02-21
-
東京海上日動およびABTと連携
三菱ケミカルグループ、国内初のアクリル樹脂回収スキームを構築
原材料 2023-02-21
-
2023年3月期第2四半期業績
三菱ケミカルグループ、機能商品セグメントは増収減益
決算 2022-11-09
-
所在地や電話番号は変わらず
三菱ケミカル、ゴム関連の部署名・FAX番号を変更
原材料 2021-07-12
-
軽量化と高強度化を両立
三菱ケミカル、炭素繊維複合材料がトヨタ「GR ヤリス」に採用
原材料 2020-11-20