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2020年3月期第3四半期業績

旭化成、マテリアルは減収減益

原材料 2020-02-07

 旭化成が2月7日に発表した2020年3月期第3四半期(2019年4~12月)業績は、売上高が1兆5,885億3,200万円で前年同期比0.1%増、営業利益が1,402億3,900万円で同10.7%減、経常利益が1,456億7,800万円で同12.1%減、純利益が1,038億2,700万円で同10.4%減となった。

 セグメント別のうち、マテリアルは売上高が8,359億円で同6.0%減、営業利益が791億円で同26.0%減となった。

 通期業績予想を下方修正
 同社は同日、2020年3月期通期業績予想の下方修正を発表した。それによると、売上高、営業利益、経常利益については、マテリアル領域の事業において、市場環境の特段の改善が見込まれないことや、2020年1月に発生したナフサクラッカーの一時停止の影響などを織り込んだため、従来予想を下回る見込み。また、純利益についても、経常利益の減少に伴い、従来予想を下回る見込みとしている。

 ■2020年3月期通期業績予想
 ◇売上高=2兆1,900億円(従来予想2兆2,210億円、増減率1.4%減)◇営業利益=1,785億円(同1,930億円、同7.5%減)◇経常利益=1,835億円(同1,995億円、同8.0%減)◇純利益=1,275億円(同1,430億円、同10.8%減)

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