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日系メーカーフル生産も対応難しい

CRの需給が逼迫

原材料 2017-11-27

需給が逼迫しているCR。写真はデンカの青海工場(上)とCR「デンカクロロプレン」



 クロロプレンゴム(CR)の需給が世界的に逼迫している。国内CRメーカーによると、「新規の需要はおろか、既存ユーザーの増量要求に対してもとても対応できる状況ではない」という。物性のバランスが取れた合成ゴムとして、多方面で使用されるCR。フル生産を継続するも需要に応じきれない状況の中で、CRメーカーは難しい舵取りを迫られている。

 CRは、耐候性や耐熱性、耐油性、耐オゾン性、耐摩耗性、難燃性、加工性、接着性等の特性についてバランスの取れた合成ゴム。ベルトやホース、自動車部品、電線被覆、橋梁ゴム支承、一般工業用品、接着剤、手袋など用途は多岐にわたる。世界需要は約30万トン。世界の新ゴム消費量(天然ゴムを含む)のおおよそ1%にあたる。

全世界6社、日本3社
 生産メーカーは日本のデンカ、東ソー、昭和電工のほか、アランセオ(ランクセスとサウジアラムコの合弁会社)、中国メーカー2社。日系メーカー3社で世界の生産能力の3分の2を占める。

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