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【新社長インタビュー】

倉敷化工社長竹下仁氏、開発力の向上はかる

工業用品 2017-10-02


 ■16年度の業績
 増収増益を達成した。売上高は279億円で過去最高となった。グループ売上高は439億円でこちらも過去最高だった。16年度は全社売上高の約3分の1を占める産業機器部門が前期比10%増加した。関東地域を中心に、建築、住宅関連分野が好調。液晶パネル向けや建機向けも堅調だった。自動車部門は微増だった。

 ■今期業績見通し
 前期比プラスアルファの計画で、上期はほぼ計画通りに推移した。通期も計画通りに行くと予想している。

 ■自動車への対応
 EV化(電化)に関しては、ここ5年くらいは何の影響もないだろう。自動車がEV化するとホースはなくなるので、EV車が50%くらい占めるようになると、ホースに変わる次の一手を考える必要があるが、それもまだまだ先だろう。マツダも内燃機関を主体にして、EVは最低限の対応に止めるとの方針を打ち出しているので、直近では影響はない。EV化でエンジンはなくなっても、モーターはあるので、その振動を抑えるのに防振ゴムは、今後も必要になるだろう。ただしエンジン向けとは、違うものになるだろうが。

 ■本社工場リニューアル
 2014年から着手した本社工場のリニューアルが、今年10月中旬に完了する予定だ。本社工場と本館建屋の耐震工事や、生産効率化のための工場設備の配置換えなどを行った。また、マツダの次世代モデルの生産に対応した設備の導入なども計画している。モデルチェンジなどがあれば、その都度、何らかの設備を導入している。

 竹下仁氏の略歴◇1958(昭和33)年10月9日生まれ58歳。82年3月慶應義塾大学工学部機械工学科卒業、同年4月マツダ入社、設計部シャシー設計グループ操作系、サスペンション、ステアリング、エンジンマウント開発担当、98年5月車両開発推進室設計副主査タイタン商品開発担当、2007年5月商品企画戦略本部6世代プラットフォーム主査、10年4月車両開発本部シャシー開発部長、14年1月商品本部本部長、17年4月倉敷化工顧問、同年6月代表取締役社長

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