PAGE TOP

会員・賛助会員ら27人が出席

墨東ゴム工業会、「報酬の決め方」演題に三木会を開催

工業用品 New! 2026-02-25

 墨東ゴム工業会(霜田知久会長=霜田ゴム工業社長)は2月18日、すみだ生涯学習センター(東京都墨田区)で今年最初の「三木会」を開催。会員・賛助会員ら27人が出席した。

あいさつする霜田会長


 冒頭霜田会長が「人手不足が課題となっている中、本日は採用面や採用後の社員の定着率向上のポイントになる報酬面などに関しての講演となる。今回の講義を聞いて採用面や社員の定着に活用してほしい」とあいさつした。

 今回は、会員企業のナガセケンコーの紹介で、鈴木社会保険労務士事務所の鈴木早苗社労士を講師に、採用面や社員の定着率向上、社員のモチベーションを高めるような「~上手な決め方・残念な決め方がわかる~報酬の決め方」をテーマに講義が行われた。

 鈴木社労士は、講義内容のポイントとして(1)給与を上げることは手段(2)効果を上げる給与の支給の仕方=①何に対して支払うのか→昇給、手当、賞与②上手な金銭的報酬の決め方(3)非金銭的報酬を活かそう―などを挙げた。

 給与は金銭的報酬の一部分であり、基本給、賞与、手当、福利厚生が含まれる。社員はこの金銭的報酬と非金銭的報酬のセットで会社を選択していると説明した。上手な金銭的報酬の決め方として、①採用市場で競争力がある賃金の支給方法になっているか=支給水準+支給目的②一定のルールに沿って支払っているか=再現性がある③総額人件費コントロールがなされているか―をポイントとして挙げ、「働きやすさ」と「働きがい」はセットと説明した。

 さらに、社員への報酬は単なる労働の対価だけではなく、非金銭的報酬も重要とした。非金銭的報酬とは、金銭的報酬以外で、例えば仕事のやりがいや役割、人間関係といった社員のモチベーションや、満足度を高める手段と解説した。報酬を金銭面だけではなく、非金銭面も含めて、多面的に検討して決めていけるかどうかが、上手な報酬の決め方だという。

 なぜ非金銭的報酬も重要なのかという理由に関して、①人材の確保=多様化するニーズに応え、魅力的な環境を構築する必要がある②価値観やライフスタイルの多様化=社員、求職者が仕事や環境に求めるものが人によって異なるため、画一的な施策や報酬体系ではそれぞれのニーズに応えることが困難、と説明した。

 鈴木氏は、「非金銭的報酬で、成長を実感できる会社として判断し、人は定着する」と結んだ。

関連記事

人気連載

  • マーケット
  • ゴム業界の常識
  • 何を創る日本の半導体企業
  • つたえること・つたわるもの
  • ベルギー
  • 気になったので聞いてみた
  • とある市場の天然ゴム先物
  • 海から考えるカーボンニュートラル