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5月11~12日の2日間

錦城護謨、大阪・関西万博で端材活用のこども向けワークショップを実施

工業用品 2025-05-30

 大阪・関西万博の会場用地である夢洲の地盤改良にも携わった錦城護謨は5月11~12日の2日間、大阪・関西万博のシグネチャーパビリオン「いのちの遊び場 クラゲ館」で、ゴムの端材を活用した子ども向けワークショップを実施した。

ミサンガをつくっている様子


 同ワークショップでは、年間3,000種類以上のゴム部品を製造する同社が、製造工程で生じるゴムの端材を活用し、「ゴムのミサンガ」づくりを実施。参加したこどもたちは、色や形を自由に選びながら五感を使って素材に触れ、世界に一つだけのオリジナル作品を完成させた。

 これまで捨てられていた素材が、こどもたちの手によって新たなかたちで生まれ変わるこの取り組みは、ものづくりの楽しさを体感できるだけでなく、資源の循環や創造の価値を考える機会にもなった。

 「ものづくりってたのしい」「またやってみたい」といった声が多く寄せられ、会場は笑顔とともに賑わいを見せた。

 同取り組みは、ゴムという素材をより身近に感じてもらい、日常生活の中で長く愛着を持って使い続けてもらうこと、そして、こどもたちに“ものづくりの楽しさ”を体感してもらうことを目的としている。

 今後も同ワークショップは、同社をはじめとする大阪のオープンファクトリー参加企業により、「いのちの遊び場 クラゲ館」内で継続的に開催される予定となっている。

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