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樹脂ベルトは食品関連が前年同期を上回る

1~6月のゴム・樹脂ベルト需要先別販売実績比率、ゴムベルトは鉄鋼や石灰が前年同期プラス

工業用品 2024-09-10

 日本ベルト工業会は8月27日、2024年上期(1~6月)のコンベヤベルトおよび樹脂ベルトの需要先別販売実績比率を発表した。それによると、コンベヤベルトの需要先別販売実績比率(金額ベース)は、国内が72.9%を占め、販売額は前年同期比10%増となった。また、輸出は27.1%を占め、販売額は同34%減少した。

 主な需要先をみると、全体の20.6%を占める高炉メーカーは同20%減と大幅に減少。セメント(前年同期比9%減)も2ケタ近い減少となった。一方、鉄鋼関連(同162%増)、石灰(同24%増)、電力・ガス(同72%増)などは大幅に増加した。

 樹脂ベルト(金額ベース)は、国内が95.8%を占め、販売額は同1%増。また、輸出は4.2%を占め、販売額は同22%増加した。

 主な需要先をみると、2大需要先のうち食品関連は、全体の25.6%を占める食品が同5%増、11.7%を占める食品機械が同2%増と、増加した一方、物流関連は、6.0%を占める物流が同1%減、13.9%を占める物流機械が同1%減少した。

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