住友理工、「こまき産業フェスタ 2023」に出展

　住友理工は、パークアリーナ小牧（愛知県小牧市）で5月27～28日に開催される「こまき産業フェスタ 2023」に出展する。

　同社は1960年に小牧市内に製作所を開設し、1964年には本社を同市に移転して以降、小牧本社・製作所を事業運営の中核拠点とし、地域住民に理解・協力を得ながら、事業活動を進めてきた。

　同イベントは、地域住民に同市を拠点とする企業である同社の製品や技術を改めて知ってもらうため、日頃の感謝を伝える機会として、出展している。

　4年ぶりの開催となる同展示会のテーマは「持続可能な未来のために…今私たちにできること」。そこで、SDGsの17の目標のうち、「すべての人に健康と福祉を」「住み続けられるまちづくりを」「気候変動に具体的な対策を」に関わる、同社製品を出展する。

　体圧分布やバランスを見える化する独自のゴムセンサー「SR（スマートラバー）センサ」を応用した足圧バランス計を使ったフレイル1チェックのテスト項目の一部を体験できる。重心の位置やバランスなどを見える化することで、自身による早期の認識と周囲による素早い介入を促す“気づきの支援”と、市民自らが動き、社会全体で支えあえる街づくりを推進する。

　また、室内を快適に保つための窓用遮熱・断熱フィルム「リフレシャイン」の効果が分かるデモンストレーションを展示する。

　■展示品紹介
　◇足圧バランス計を使ったフレイルチェック＝体圧分布やバランスを見える化できる当社独自のゴムセンサー「SR センサ」を活用。足圧バランス計の上に乗り、前後左右に体重移動をさせることで、重心の移動を見える化することが可能。直立時のバランスや重心移動のスムーズさを自身で確認し、状況を把握することで健康維持に役立てることができる。

　◇窓用遮熱・断熱フィルム「リフレシャイン」＝ガラスの透明性を損なわずに、夏は太陽からの熱（近赤外線）を反射（遮熱）し、冬は室内の暖気（遠赤外線）を外へ逃がさない（断熱）、窓用のフィルム。リフレシャインを貼った場合と貼らない場合の効果が分かるデモンストレーションを展示する。