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テニスボール「Dunlop Australian Open」が公式球として使用継続

住友ゴム工業、「全豪オープン」とオフィシャルパートナー契約を更新

工業用品 2023-01-30

 住友ゴム工業とテニス・オーストラリア(CEO兼全豪オープントーナメントディレクター:クレイグ・タイリー氏、オーストラリア・メルボルン)は、テニスの四大大会の1つである「全豪オープン」のオフィシャルパートナー契約を更新した。

山本悟住友ゴム工業代表取締役社長(左)、テニス・オーストラリアCEO兼全豪オープントーナメントディレクター のクレイグ・タイリー氏


 2018年の契約締結後から安定した品質でボールの提供を続けたこと、これまでの大会使用実績、アジアパシフィック地域で開催される唯一のグランドスラムである「全豪オープン」のアジア地域における大会イメージアップやプレゼンス向上を共に行ってきたことなどが評価され契約更新となった。

 これにより、2024年から5年間「全豪オープン」公式ボールサプライヤーとなるほか、「ユナイテッド・カップ」を含む「全豪オープン」前哨戦の公式ボールサプライヤーにもなる。このほか、大会期間中のブース出店、テニスボール関連のオフィシャルグッズの製造・販売などを継続して行うことが可能になる。

 住友ゴム工業とテニス・オーストラリアは、日本を含むアジア地域のジュニア育成活動のための大会「Dunlop Road to the Australian Open Junior Series」(「全豪オープンジュニア」のワイルドカード選手権)開催や、大会使用球納品時のボール缶のプラスチックふた廃止を通じたSDGs活動などの取り組みを通じて、互いにパートナーとして成長してきた。

 また、ダンロップは2023年に英国でのテニスボール生産開始から100周年を迎える。これを契機として、住友ゴム工業は、「全豪オープン」と共にコラボレーションや新たな取り組みを行うなど、テニス業界の活性化に貢献していく。

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