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現地初の自動車部品生産拠点

豊田合成がブラジルで開所式

工業用品 2016-04-18

 豊田合成は4月14日、ブラジルの自動車部品生産子会社「GDBRインダストリアコメルシオ」(GDBR)で、現地時間13日に開所式を実施したと発表した。

 開所式には行政や取引先などの関係者が出席。豊田合成の荒島正会長が「弊社グループにとってGDBRは南米初の生産拠点。長期的に成長が期待されるブラジル市場で、さらなる現地化を図り成長を目指したい」とあいさつした。

 GDBRは2013年3月にサンパウロ州イタペチニンガ市に設立。生産開始は15年1月からで、オートモーティブシーリング製品や内外装部品、セーフティシステム製品を製造している。土地面積は約22万㎡。約1万8000㎡の建屋を有し、約260人の従業員が働いている(16年3月時点)。

 豊田合成ではブラジルでGDBRのほか、15年11月に自動車用樹脂部品を生産するペクバル社に資本参加しており、現在2拠点体制で自動車メーカーに製品提供している。

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