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約90億円を投資、2025年12月から稼働予定

豊田合成、米国で自動車用内外装部品を増強

工業用品 2024-01-30

 豊田合成は、北米における自動車用内外装部品の販売拡大に対応するため、米国子会社のTGミズーリ(TGMO)およびTGケンタッキー(TGKY)の生産能力を増強する。投資額はTGMOに約31億円、TGKYに約57億円。なお、今回増強分は2025年12月からの稼働を予定している。

 増強では、TGMOのペリビル工場(本社工場)の建屋面積を約12万平方メートルから約12万3,000平方メートルに、TGKYの工場建屋を約5万8,000平方メートルから約6万6,000平方メートルに拡張し、省エネ効果の高い電動大型成形機や高効率な塗装設備などを導入。また、製品の組み付け・搬送の自動化や生産工程を一元管理するIoTシステムなど、最新の生産技術を盛り込むとともに、工場内の生産レイアウトを最適化し、生産性の向上を図る。

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