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カーボンニュートラルの実現に向け

豊田合成、金型設計・製造拠点の電力を再エネに切り替え

工業用品 2024-05-08

 豊田合成は、西溝口工場(愛知県県稲沢市)で使用するすべての電力を、再生可能エネルギー(再エネ)で発電されたグリーン電力に切り替えた。これにより、2024年度のCO2排出量を前年度比で約1,200トン削減する。

西溝口工場


 同社は、自社の生産活動などで発生するCO2排出量(スコープ 1・2)について、2023年8月にカーボンニュートラル実現時期の2030年への前倒しを宣言し、「生産技術革新と日常改善による省エネ」および「電力の再エネへの転換」をより加速して進めている。再エネへの転換においては、グリーン電力・非化石証書の購入や自社での太陽光発電設備の設置などを最適に組み合わせて再エネの利用を拡大している。

 今回の再エネ導入は、2021年度の本社・水素タンク製造拠点(いなべ工場)・物流拠点(みよし物流センター)、2022 年度・2023年度の技術開発拠点(美和技術センター・北島技術センター)に続くもので、今後も計画的に拡大していく。

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