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従業員の柔軟な働き方を支援

バンドー化学、在宅勤務制度の対象範囲を全従業員に

工業用品 2021-04-07

 バンドー化学は、これまで育児・介護などに携わる一部の従業員を対象としていた在宅勤務制度の対象範囲を4月1日から全従業員に拡大する。

 2018年4月に導入した在宅勤務制度は、適用範囲を育児・介護などを理由とした従業員に限定していたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止策として、2020年3月から暫定的にこれらの適用範囲以外の従業員も利用可能としていた。

 この措置が長期化するなか、感染症対策に留まらない恒久的な制度として、全従業員を対象に、自律的に集中して取組むことで生産性が向上する業務を在宅で行うことも可能とした。

 同制度を従来の働き方である、事業所で協働してアイデアを出し合い発展させていく働き方と組み合わせることで、組織全体の成果を増進することを目指す。また、非常事態(天災、感染症、交通障害など)において、リモートワークを活用した事業継続体制を確保するという観点も踏まえ、今回の制度改正を実施した。

 時間単位の年次有給休暇も導入
 また同社では、時間単位の年次有給休暇も合わせて導入した。従業員の心身の健康がグループ発展の基盤になると考え、一人ひとりの健康増進活動を推進するとともに、ワークライフバランスの向上に取り組んでおり、今回の時間単位の年次有給休暇導入もその一環となる。

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