日本政策投資銀行の融資メニュー
昭和電線ホールディングス 、2年連続「DBJ環境格付」で最高ランク取得
工業用品 2021-02-02
昭和電線ホールディングスは、日本政策投資銀行(DBJ)が行う「DBJ環境格付」で、“環境への配慮に対する取り組みが特に先進的”という最高ランクの格付を取得した。同格付の取得は昨年に続き、2年連続となる。
DBJ環境格付は、DBJが開発したスクリーニングシステム(格付システム)により、企業の環境経営度を評点化し、優れた企業を選定し、得点に応じて3段階の融資条件を設定するという融資メニュー。
今回の格付では、以下の取り組みが高く評価された。
①グループ一体となって環境マネジメントシステムを構築し、環境負荷やモニタリングを活用した不断の改善活動を推進。それを通じ、環境負荷の低減や生産性の向上、高性能電力部品「SICONEX」といった一定の要件を満たす環境貢献製品の拡大など、自主行動計画に基づいた堅実な環境経営を実践していること。
②経営層の下、CSR推進部を中心とした新たなCSR推進体制を構築したうえで、2020年度から新たに統合報告書を発行。事業を通じて社会課題の解決に取り組む姿勢を幅広くステークホルダーに伝えるなど、CSR経営を深化させていること。
③改善活動の評価基準に持続可能性の観点を導入したことに加え、CSR推進部が従業員に統合報告書を説明する機会を設けるなど、従業員一人ひとりのCSR意識向上に向けた取り組みを着実に推進していること。
――以上3点の取り組みが、最高ランクの格付取得に繋がったとしている。
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