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【新年インタビュー】朝日ラバー渡邉陽一郎社長

ゴムの本質とは何なのかを理解する

工業用品 2017-01-17


 ■ASA COLOR LED
 ASA COLOR LEDは、16年11月に累計出荷10億個を達成しました。

 昨年からは、埼玉大学と共同で光るとはどういうことなのか、ということを研究しています。ASA COLOR LEDは現状、車載向けが多いのですが、光の質を理解できたり、人に対して心地良い光を提供できれば、拡がりが出てくると思います。人間工学からの提案も行っていく考えです。

 ■東莞工場
 中国の東莞工場は、今年で11年になります。材料加工からスタートし、5年で現地法人化、現地に根付く活動を行った結果、ここ2-3年でようやく良いサイクルとして回ってくるようになり、年輪を重ねています。

 東莞工場は車載用がメインです。中国は今後、自動車生産台数そのものもそうですが、質という面でもまだまだ上に上がっていきます。当社としてはそこに提案価値があると思いますので、現地のニーズにあった形にしていきたいと考えています。

 ■17年の経営方針
 腕前を上げること、質的な成長をしていく、と社内で繰り返し言っています。ゴムの本質とは何なのかということを理解していれば、これまでと違う提案ができたり、イノベーションを起こすことができると考えています。

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