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【新年インタビュー】日東化工荒川良平社長

構造改革継続しさらなる利益体質へ

工業用品 2017-01-17


 収益力及び財務体質の改善を目的に構造改革を進める日東化工。荒川良平社長は「2016年は社員一丸で実行に注力し、道半ばながら手応えを感じている」と語る。17年度からは新たな中期経営計画をスタートさせ、さらなる利益体質の向上を図る。

 ■2016年を振り返って
 収益力及び財務体質の改善を目的とした事業構造改革を15年に立ち上げ、16年は社員一丸でその実行に注力した1年となりました。16年度上期は原油価格や電気・ガス等のユーティリティコストの下落も追い風となり、最終利益の増加を達成。まだ道半ばではありますが、改革実行による手応えを感じています。

 ■16年度上期(4-9月)業績
 上期業績は前年同期比減収増益となりました。国内の自動車向け需要の停滞や、原油価格の下落によるゴム・樹脂コンパウンドの売値低下等の影響で売り上げ面では減少しましたが、構造改革による固定費の削減や不採算製品の是正(価格改定及び絞り込み)、残業時間の減少等により利益面では伸長しました。特に樹脂製造ラインの集約、立体倉庫1棟の稼働停止を含む固定費削減が利益に大きく貢献し、財務体質も改善しました。下期もこの流れが継続すると予想し、通期業績は前期比減収増益を計画しています。

 ■17年の経営方針
 今年も引き続き構造改革を継続します。成果が表れてきてはいますが、経営体質が筋肉質になったかと言われるとまだまだ向上の余地があります。不採算製品の是正を継続していくのはもちろんですが、高品質かつコスト競争力を備えた製品を生み出す“技術開発力”、それを安全・効率的につくり出す“製造力”、ユーザーへの提案や新規市場の開拓、有効な情報を獲得する“営業力”といった総合的な“現場力”をさらに向上させ、利益体質の向上を図ります。

 また設備面では老朽化した機械も増えてきましたので、生産が滞ることのないよう計画的に更新を進めていく方針です。

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