PAGE TOP

【特集】ゴム関連企業の海外進出<アセアン編>

【インタビュー】バンドー化学取締役執行役員 海外事業担当 植野富夫氏

会員限定 工業用品 2020-07-28

アセアンの6カ国に拠点

 今年6月の定時株主総会で取締役に就任した執行役員海外事業担当の植野富夫氏。これまで、自動車部品事業や人事・総務部門に携わり、2017年からはタイ子会社の社長としてアジア地域のビジネスを担ってきた。今年4月からは海外事業全般を統括する立場になった。新型コロナウイルスの感染拡大で海外拠点も苦戦を強いられている。しかし「こんな時だからこそ、やれることもあり、チャンスもある」と、海外事業の拡大に向けて手腕を発揮する決意だ。

自動車や農機、OA機器の部品を生産・販売

 ■バンドー化学の海外進出
 当社の海外進出は比較的早く、1970年代から合弁や出資という形で海外展開に取り組み始めた。海外への拠点進出に当たっては“小さく生んで、大きく育てる”というのが基本方針だ。自動車メーカーが本格的に海外展開を始めた1990年代から2000年代にかけて当社も自動車部品を中心に供給網を整えてきた。

 現在は、日本、アジア、米国、欧州の世界4極生産供給体制を確立し、

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

関連記事

人気連載

  • マーケット
  • ゴム業界の常識
  • とある市場の天然ゴム先物
  • つたえること・つたわるもの
  • ベルギー
  • 気になったので聞いてみた