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【新年インタビュー】藤倉ゴム工業森田健司社長

「安吉第2工場(中国)稼働で、海外売上げ増へ」

工業用品 2017-01-06


 昨年4月の就任以来、海外展開の強化を進めている森田健司社長。昨年12月には中国の工業用ゴム製品の生産拠点・安吉藤倉橡膠第2工場が稼働。「同工場の17年度の売上高は現在の2倍近くになる予定」と語る。

 ■2016年を振り返って
 4月から社長に就任し、新たな意識で仕事に向き合う節目の年となりました。自分の仕事ぶりに対する社員達からの視線を感じる機会も多くなり、身が引き締まるとともに、やりがいも感じながら経営に取り組んでいます。

 ■2016年度上期(4-9月)業績
 中国で見込んでいた受注が17年1月以降にずれ込んだこと等もあり、前年同期比減収減益となりました。目標こそ割り込みましたが、大きな乖離ではないので通期見通しは修正せず、第4次中期3カ年計画の最終年度として目標達成を目指します。

 セグメント別では、主要の「産業用資材」は減収増益。工業用品部門は、海外は品種構成の変化で自動車関連製品の受注が一時的に減少、制御機器部門は販売好調で業績に貢献しました。

 「引布加工品」では、引布部門は一部自動車製品の製造が海外に移管されたことで受注が低迷。印刷材料部門は印刷市場の低迷に加え、円高の影響で利益は減少、増収減益となりました。

 「スポーツ用品」は、ゴルフ用品はゴルフシャフトの新製品が好調で販売シェアを拡大する一方、災害等の影響でアウトドア用品の販売が低迷し減収増益となりました。

 ■2017年の見通し
 上期好調だった制御機器部門とゴルフシャフト部門は、今年も好調が持続するとみています。制御機器部門では、半導体や液晶パネルの基盤製造に使用される液晶関連製品の需要が増加しており、ゴルフシャフトは新製品がツアーで使用された影響で、一般ユーザーにもブランドが浸透しています。

 工業用品部門は、国内では大きな伸長は見込めませんが、生産性の向上により利益率は回復しています。さらに昨年12月に稼働した中国の安吉藤倉橡膠第2工場、今春拡張工事を終えるベトナムのフジクラ・コンポジット・ハイフォン(FCH)による生産量増加により、17年度以降は海外における売り上げ伸長に貢献するとみています。

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