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7月頃から本格稼働開始

右川ゴム製造所、福島工場を南相馬市に新設

工業用品 2020-06-17

 右川ゴム製造所(埼玉県八潮市、右川誠治社長)は、福島工場(福島県南相馬市)が5月28日に竣工し、7月頃をめどに本格稼働を開始すると発表した。

福島工場の外観


 同社では、受注生産やOEM生産を主体に、自動車・OA機器・建築資材・住宅設備・鉄道・土木・工業用品などの業界に向け多種多様なゴム製品を生産し、近年は展示会やホームページも積極活用し、顧客を増やしてきた。

 これに伴い生産量が増加し、本社工場の生産能力が満杯となりつつあった。加えて、従業員の働き方改革を推進しながら増加するニーズに対応するためには、生産能力増強が急務となっていた。

 この様な状況を打開するために、経済産業省による「自立・帰還支援雇用創出企業立地補助金」及び南相馬市誘致認定企業の「南相馬市企業立地助成金」対象補助事業として、工場を新設することになった。

 さらに近年増加する自然災害発生に対しても、本社工場と福島工場の拠点2極化によるリスク分散で、顧客からより一層安心して受注を依頼される会社づくりを目指すことも背景となっている。

 福島工場は、福島県南相馬市下太田工業団地内に立地する。4,923.64平方メートルの敷地に延べ床面積2,083.46平方メートル(工場1階1,657.50平方メートル、2階400.96平方メートル、少量危険物倉庫25.00平方メートル)の建屋が建設されている。この建屋のうち製造部門は1階に配置され、材料や製品の効率的な動線が確保された、機能的な生産工程のレイアウトとなっている。

 生産ラインには主要設備として75Lニーダー・18インチロールを主体としたゴム精練ライン1ライン、90φベント式押出機をヘッドにしたUHF加硫ライン1ライン、70φベント押出機に50φ押出機のクロスヘッドを備えたUHF連続加硫ライン1ラインなどを配備。さらにムーニー粘度計・計量装置・各種検査機器など万全な検査体制も完備している。

 これら設備機器を積極活用し、自動車・OA機器・建築資材・住宅設備・鉄道・土木・工業用などの各種ゴム製品が生産される。

 今後福島工場は、ISO9001及び14001認証取得の予定に加え、竣工当初からRoHS規格に準拠した工場とし、備品や資材を含め禁止物質の不使用を保証可能な体制づくりを行っていく方針。

 従業員は当初10人で、うち7人を地元採用するなど、地元雇用創出へも貢献していく。

 福島工場の概要は次の通り。◇所在地=〒975-0041福島県南相馬市原町区下太田字川内迫310-35◇☎0244・25・1616◇FAX0244・22・8855

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