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2019年の廃タイヤリサイクル状況

リサイクル率は94%で3ポイントダウン

その他 2020-06-17

 日本自動車タイヤ協会(JATMA)はこのほど、2019年の廃タイヤ(使用済みタイヤ)リサイクル状況を発表した。

 それによると、2019年(1~12月)の日本国内における廃タイヤ(使用済みタイヤ)の発生量は「タイヤ取替え時」「廃車時」の合計で、本数で9,600万本(前年比横ばい)、重量で102万6,000トン(同6,000トン減)となった。

 内訳をみると「タイヤ取替え時」の発生量は、本数で8,100万本、重量で88万4,000トンと、前年比で本数、重量ともに減少した。全体的に市販用タイヤの販売本数が減少したことが影響しているとみられる。

 「廃車時」の発生量は、本数で1,500万本、重量で14万2,000トンと、前年比で本数、重量ともに微増となった。

 2019年の廃タイヤ(使用済みタイヤ)リサイクル利用量は、合計96万6,000トンで前年より3万1,000トン減少し、リサイクル率は94%と3ポイントダウンした。

 特に製紙工場での使用量が前年比で4万4,000トン減少した。これはペーパレス化などによる紙生産量の低下が要因とみられる。また、国内の熱利用先が廃タイヤの切断品/破砕品を購入する際の価格は、ほかの廃棄物由来燃料との競合により、ここ数年下落傾向が顕著になっている。

 近年、国内の熱利用先が海外から廃タイヤの切断品/破砕品を有価購入する状況が続き、2019年の年間輸入量は約9万6,000トンと前年より約6,000トン増加した。

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