2020年第3四半期業績
昭和電線ホールディングス、営業利益が50.0%増と大幅伸長
工業用品 2020-02-04
昭和電線ホールディングスが2月3日に発表した2020年3月期第3四半期(4~12月)業績は、売上高が1,293億4,400万円で前年同期比1.9%減、営業利益が67億8,000万円で同50.0%増、経常利益が63億1,300万円で同62.7%増、純利益が45億6,200万円で同65.7%増となった。
免震・制振事業を含むエネルギー・インフラ事業は、売上高が666億8,100万円で同5.5%増、営業利益が48億2,100万円で同90.3%増。国内インフラは、首都圏再開発需要などによる建設関連向けや電力インフラの国土強靭化対策、再生可能エネルギー向け需要が引き続き堅調に推移したことから、増収増益となった。
通期業績予想を修正
同社は同日、2020年3月期通期業績予想の修正を発表した。それによると、売上高は電装・コンポーネンツ事業の電気機械向けなどの巻き線の需要低迷や銅価の影響などにより、前回予想を下回る見込み。一方、営業利益、経常利益はエネルギー・インフラ事業の建設関連向けや電力インフラの国土強靭化対策、再生可能エネルギー向け需要が引き続き堅調に推移したことから、前回予想を上回る見込みとなった。
■2020年3月期通期業績予想
◇売上高=1,700億円(前回予想1,730億円、増減率1.7%減)◇営業利益=80億円(同73億円、増減率9.6%増)◇経常利益=73億円(同66億円、同10.6%増)◇純利益=48億円(前回予想と変わらず)
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