ゴムベルトは横ばい予測、樹脂ベルトは6%増予測
17年のゴム・樹脂ベルト需要予測
工業用品 2016-12-05
日本ベルト工業会は11月30日、16年と17年のゴム・樹脂ベルト需要予測を発表した。それによると16年のゴムベルト生産量は2万6444トンで前年比7%減の見込み。2年続けて3万トン台を割った。16年は伝動ベルトは微減だったものの、コンベヤベルトが2ケタの大幅な減少となった。17年のゴムベルト生産予測は2万6339トンでほぼ横ばいと予想。コンベヤ、伝動ともにほぼ横ばいで推移すると予想している。
■17年の予測
17年のゴムベルト生産量は2万6339トンで横ばいの予想。3年連続で3万トン割れになると予想している。内需は1万9653トンで前年比1%減、輸出は6685トンで同横ばいと予測している。
コンベヤベルト生産量は1万4860トンで同横ばいの予想。内需は9692トンで同横ばい、輸出は5168トンで同横ばいと予測。内需は、鉄鋼・セメントとも大きな伸びを期待しておらず、輸出は海外需要の好転が見込めないと予測した。
伝動ベルトは1万1478トンで同横ばいの予想。内需は9961トンで同1%減、輸出は1517トンで同2%増と予測。内需は、自動車向け需要が若干減少すると見込んでいる。
品種別では、歯付ベルトが1951トンで同横ばい、Vベルトが8598トンで同横ばい、その他が930トンで同横ばいと予測している。
17年の樹脂ベルト生産量は111万4130㎡で同6%増と予測。品種別では、PVCが18万7360㎡で同5%増、ポリウレタンが76万6355㎡で同4%増、その他が16万415㎡で同22%増の予想。物流を中心に内需の伸びが期待できると予想している。
■16年の見込み
16年のゴムベルト内需は1万9777トンで前年比5%減、輸出は6667トンで同12%減を見込んでいる。内需は2年連続、輸出は3年連続のマイナス。
16年のコンベヤベルト生産量は1万4919トンで同11%減。内需は9744トンで同9%減、輸出は5175トンで同15%減の見込み。
内需は需要の3割強を占める鉄鋼およびセメントの操業低下の影響で需要が減少。輸出は、中国景気に影響された鉱物資源企業の在庫調整等で需要の大幅な減少となった。
伝動ベルトは1万1525トンで同1%減とほぼ横ばい。内需は1万33トンで同1%減、輸出は1492トンで同横ばいの見込み。内需は、全体の半分を占める自動車向け需要が若干減少した。
品種別では、歯付ベルトが1952トンで同6%増、Vベルトが8640トンで同3%減、その他ベルトが933トンで同5%増の見込み。
16年の樹脂ベルト生産量は105万932㎡で同2%増の見込み。4年連続の100万㎡は確保する見通し。最も大きな需要先である食品向けが底堅かったが、物流関係の大口需要が先送りとなった。品種別では、PVCが17万8968㎡で同4%減、ポリウレタンが74万705㎡で同7%増、その他が13万1260㎡で同12%減の見込み。
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