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【トップインタビュー】

豊田合成宮﨑直樹社長、自動車EV化の流れ 当社にとってプラス

工業用品 2018-02-13


 ■人材確保
 特に製造現場の人材確保が年々厳しくなっている。また当社以上に、協力工場や仕入先工場の人手不足が深刻で、生産面で支障を来たすことが懸念される。当社自体の人材確保に加え、協力工場や仕入先についても何らかのサポートをする必要があるだろう。

 優秀な人材を集めるためには、企業の認知度を高めることや企業イメージをアップさせることも重要だ。当社はバレーボール、ハンドボール、バスケットボールなど企業スポーツに力を入れている。特にバレーボールは優勝を争う強豪チームで、当社のイメージアップに貢献してくれている。また、インターンシップも積極的に行い、学生のうちから、当社のことを知ってもらう活動に力を入れている。

 こうした取り組みが優秀な人材を採用することにつながると思う。

 ■経営課題
 インドでの事業展開強化が最重要課題といえる。インド西部のグジャラート州にエアバッグやウェザーストリップを生産する新工場を設立した。インドでは5番目となる生産拠点で、18年度後半に生産を開始する計画だ。万全の体制を整えて、お客様の期待に応えていく。今ひとつの課題が、欧州事業の建て直しだ。

 モジュール製品の開発強化も将来の発展を見据えた重要課題として取り組んでいく。モジュール化により付加価値を高めた製品を展開し、新規需要の開拓をはかっていく。この数年で目鼻をつけたい。

 新開発素材の「e-Rubber」にも大いに期待している。電気の力で機能する次世代ゴムとして、市場で高い評価を受けている。LED事業に次ぐ、新規事業の柱として成長させていく。今年度中にある程度の目処をつけていきたい。
 
 中国、アセアンといった、将来、伸びる地域での事業基盤強化も重要な課題だ。今年前半までにこれらの地域での事業戦略をレビューし、これからの成長に向けた事業体制作りに取り組んでいく。今後伸びる市場なので、しっかり基盤づくりをしていきたい。

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