住友理工は8月19日、小牧製作所(愛知県小牧市)で化工品新工場の起動式を実施した。新工場は8月から順次稼働を開始し、12月には全面稼働を予定している。

設備起動のボタンを押す清水社長


 同工場は経営ビジョン「2029年住友理工グループ Vision(2029V)」の実現に向け、小牧製作所全体の刷新プロジェクトの一環として建設された。

 起動式は関係者約20人が出席し、清水和志社長から、「新工場は約7年の歳月をかけ、構想を練り、準備を進めてきた。本日、この瞬間を迎えられたことを心より嬉しく思うとともに、社内外の関係者の尽力に感謝申し上げる。新工場は最先端の環境対応技術を取り入れた先進的な施設。私たちは同施設を存分に活用し、2029V実現に向けて、新たな一歩を踏み出し、さらなる飛躍を目指していく」とあいさつした。

 新工場の名称はSG棟(Sumitomoriko Green Transformation Building)。同名称は、2029V実現に向けた3つの方向性の一つである「未来を開拓する人・仲間づくり」を反映し、150人を超える従業員からの公募を通じて選定された。

 SG棟は、太陽光の活用(発電・採光)や、省エネ空調技術を導入し、同社グループとして初めて、ZEB(Net Zero Energy Building)認証を取得した。今後、住友理工グループのカーボンニュートラル実現に向け、クリーンエネルギー生産への転換(GX:Green Transformation)を進めるモデル工場に位置付けている。