住友理工は、米国で自動車用防振ゴムを製造・販売するグループ会社「SumiRiko Ohio」(SRK-OH)の工場で生産能力を増強する。投資額は約460万米ドルで、2026年8月の稼働開始を予定している。今回の設備投資により、SRK-OHの生産能力は約15%増強する見込み。

SumiRiko Ohio

 同工場では、北米OEMから受注したピックアップトラック向け防振ゴムの量産に向け、製造設備を新たに導入し、市場変化に柔軟に対応できる生産ラインの強化を行う。同車種のモデルチェンジにあたり、OEMの要求に対応した同社の製品開発および供給体制が評価され、エンジンマウント(防振ゴム)の受注に至った。

稼働予定の製造ライン

 ユーザーのサプライチェーン構造に対応するため、同社グループはこれまで防振ゴムをはじめとする自動車用品を世界5極で製品開発・供給体制を整備し、グローバル・システムサプライヤーとしての地位を確立してきた。

 OEMからの受注を契機とした米国生産拠点の強化により、北米市場での安定した供給体制を一層整えるとともに、今後も持続的な投資と雇用創出を通じ、地域経済に貢献していく。