新型コロナによる落ち込みから大きく回復した2021年12月期のカーボンブラック事業の業績に対し、「まだ物足りない」と語る東海カーボンの初鹿野緑カーボンブラック事業部長。引き続き旺盛な需要の中、EV車(電動車)用途や電池材料などの新市場にチャレンジするとともに、世界的にその必要性が叫ばれるサステナブルやカーボンニュートラルにも積極的に取り組んでいく考えだ。初鹿野氏にカーボンブラック事業を取り巻く状況やサステナブル、カーボンニュートラルに向けた考え方等を聞いた。

初鹿野 緑カーボンブラック事業部長



 ■2021年12月期のカーボンブラック事業を振り返って
 業績は、売上高が994億9,100万円で前期比40.6%増、営業利益が87億8,300万円で同175.2%増だった。前期比でみると大きく回復しているが、コロナ前の2019年に漸く戻ったかどうかといった水準であり、対処すべき課題は多い。 

 タイとカナダの子会社業績は、

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