東海カーボンは7月29日、28日に発生した「令和8年熊本地震」における同社田ノ浦工場(熊本県葦北郡)への影響を発表した。

 それによると、半導体、太陽電池、各種産業に使用される等方性黒鉛材を生産し、同社ファインカーボン事業の基幹工場である同工場については、29日時点で重大な人的被害は発生していない。工場操業については、環境関連設備等の一部を除き、すべて操業を一時停止している。

 建屋・設備については、29日時点で、建屋・設備の甚大な損壊および火災の発生は確認されておらず、電力の供給も継続している。一部で断水が発生しているものの、主要設備の冷却水循環等に支障は生じていない。設備等への詳細な影響については、引き続き点検・確認を進めていくとしている。

 製品出荷については、 設備、製品在庫等の状況の確認を進めており、今後の出荷影響や復旧見通しなど、開示すべき事項が生じた場合には速やかに開示するとしている。