大洋塩ビは3月26日、塩化ビニル樹脂を4月21日納入分からキログラム当たり45円以上値上げすると発表した。

 今回の値上げについて同社では、「現下のイラン情勢の緊迫化に起因する原油・ナフサ価格の急騰により、塩化ビニル樹脂の原料価格も急騰している。加えて、ナフサ調達において中東諸国依存度の高いアジア地域では、ナフサ供給の極度の緊迫により、その調達環境は危機的な状況となっている。こうした状況から、原材料不足に起因した操業率低下、もしくは操業停止による塩化ビニル樹脂の供給制限が不可避となる見通しだ。自助努力だけでは操業継続に支障をきたす未曾有の状況にあり、今回の価格改定に至った」としている。